落ち着きがない子供の原因

子供の成長に伴い心配なのが、落ち着きがない子供の行動です。

 

学校やご家庭で子供の問題行動が気になるという方は意外と多いです。

 

今回は、落ち着きがない子供の原因についてお話します。

 

落ち着きがない子供の特徴

悩むママ

多くの親御さんは、子供の学校や家庭での行動に悩みを抱えています。

 

ADHD(注意欠陥多動症障害)も心配され、乳児期からでもその兆候が見られることがあります。

 

集団で行動するのが難しい、先生の指示を聞くことができない、席に座ることができない、いつも落ち着きがなくそわそわしている、癇癪を起しやすいなど、保育園などで指摘されることがあれば、その可能性があります。

 

このような子供は、その後ADHDなどの症状に陥りやすくなります。

 

家庭環境による要因

家族

育った家庭環境により、子供の行動は影響を受けます。

 

特に生活のリズムや慌ただしい家庭環境で育つと、子供の情緒や行動に影響が出やすいです。

 

毎日の規則正しい生活が子供の心身の成長には最も大切で、不規則な生活リズムは子供の情緒に悪影響を及ぼします。

 

また教育や育児の方針などもある程度影響があり、静かな環境で育った子供は、その後も安定した精神状況で成長していくことができます。

 

家族の影響もあり、大人数の騒々しい家庭環境で育った子供と静かな環境で育った子供にも違いは出てきます。

 

精神発達上の要因

落ち込む子供

精神発達遅滞が原因で落ち着きがない行動をとることがあります。

 

精神発達遅滞は知能指数検査の結果が軽度から最重度に分類される症状で、知能指数(IQ)が100とすると、IQ70100から51を軽度、50から36を中等度、35から20を重度、20未満は最重度精神発達遅滞といいます。

 

このような知能の遅れは、精神疾患や知能の遅れの可能性があり、幼いころから症状が現れることもあります。

 

乳児でも言語、認知、運動能力などで、標準的な年齢に合わせた成長が見られない場合、早めの対象が必要です。

 

自閉症による要因

落ち着きがない子供

自閉症で落ち着きがない場合もあります。

 

自閉症による落ち着きのない行動は、幼児期、乳児期に起こります。

 

幼いことから他の子供と比べて、行動が多動ぎみで、呼びかけても返事をしない、一人ごとをぶつぶつ言う、やたら気に歩き回るなどの行動があれば、自閉症の可能性があります。

 

遺伝要因

いたずらする子供

ADHDには、ある程度の遺伝的な要因も影響します。

 

家族のなかにこのような症状の人がいれば、可能性があります。

 

育った生育環境が近いことが理由で遺伝が原因ではないという説もありますので、確実に遺伝するかはまだ明らかではありません。

落ち着きがない子供との接し方

落ち着きがない子供の行動は、ある程度家庭環境や育て方に影響を受けます。

 

そのため、そのような問題行動は、家族の接し方が大きく関与しています。

 

今回は、落ち着きがない子供との接し方のポイントについてお話します。

 

分かりやすいコミュニケーション手段が大切

仲の良い親子

落ち着きのない子供は、話を最後まで聞くことができない、話を集中して聞けない、話している途中に注意が散漫になり飽きてしまうなどの行動があります。

 

そのような原因は、話かけ方やコミュニケーション方法に問題があることがあります。そ

 

れらを工夫すると改善することもあります。

 

例えば次のような方法が有効です。

 

子供を抱っこするママ

まずは、わかりやすい言葉で説明することです。

 

意味が分からずに聞くことに飽きてしまうことがないように、難しい言葉を使わず、やさしい言葉で丁寧に話をすると子供の注意や関心を引くことができます。

 

もう一つは視覚的な手段を使うことです。

 

絵で示したりすると子供の関心を引くことができます。

 

感情的にしかったりせず精神的に安心できる環境をつくる

大人しく勉強する子供

子供の落ち着きのない行動は精神的ストレスも要因となります。

 

あまりきつく叱りすぎたり、イライラして子供に当たってしまうと子供のストレスの原因となります。

 

これが子供の落ち着きのない行動の要因となりますので、できるだけ子供に安心感を持たせる環境を作ること大切です。

 

それには感情的に叱ったりせずに、できるだけ子供の良いところを褒めて伸ばしてあげるような態度で接しましょう。

 

子供の話を良く聞き、子供の悪いとこを受容する態度が大切です。

 

多動的な行動をとったり、パニックを起こしたりするのは、親の接し方に愛情が感じられないからだということも言われますので、まずはご両親が愛情ある態度で子供に接することが、子供の安定的な精神的成長を促すことになります。

 

あきらめずに何度でも注意する

叱るママとなく子供

うちの子はダメだ、できない、叱っても聞かないとあきらめてしまう人もいますが、何度でも粘り強く教えていくことが大切です。

 

なかには多動的な行動にどう対処してよいかわからず放置されている方もいますが、できるだけ社会のルール上よくない行動をとった時は、厳しく叱ることも必要です。

 

社会的なルールが守れないと学校へ入ってからの問題行動にもつながりますので、厳しく、そして何度でも教えていきましょう。

 

悪いところは受容することが大切だとお話しましたが、しつけや社会のルールは別で、ある程度厳しい態度を持つことが大切です。